公演日時・会場
- 日時:2018年10月7日(日) 13:00開演
- 会場:和歌山市民会館 小ホール
プログラム
音楽劇 龍神村伝説「恋小袖の瀧」
脚本・演出:杉山みかん
作曲・指揮:石若雅弥
出演
お万 | 上島 幸恵 |
平 維盛 | 竹内 直紀 |
武蔵坊弁慶 | 押川 浩士 |
お万の父 彌平 | ばりとん亭千秋 |
お万の母 おたき | 雪野 菜子 |
維盛の家来 嘉門 | 水口 健次 |
維盛の家来 衛門 | 日比野 秀俊 |
万作女房 おとせ | 中谷 恭子 |
豊作女房 おとよ | 堤 敦子 |
昇天の場のお万 | 藤紀 実美 |
昇天の場の維盛 | 西川 友千嘉 |
語り | 山本 美智子 |
法螺貝吹奏(特別出演) | 松葉 良行 |
ピアノ | 千田 和美 |
シンセサイザー | 種田 葉子 |
伴奏スタッフ | 森下 美和 |
総合司会 | 原 記公子 |
里人と子ども達 | とらふす少年少女合唱団と エキストラの皆さん |
合唱 | 恋小袖の瀧合唱団 |
あらすじ
「恋小袖の瀧」それは、山里の娘お万と、平維盛のはかない恋の物語です。
今から800年ほど前、続く負け戦に平家は存亡をかけて熊野水軍を味方にと使者をたてました。清盛の孫、維盛です。水軍は、清盛にひとかたならぬ恩があります。その孫の頼みなら必ず聞いてくれると思ったのです。
家来の衛門嘉門兄弟と共に小森谷へ入った維盛は、木地師彌平に身を寄せました。
彌平の娘お万は、維盛にひとめぼれ!身の回りの世話をするうち維盛に愛され里女房になりました。
同じ頃、武蔵坊弁慶も義経の命令で、田辺の庄に入っていました。弁慶は水軍の長「湛増」の息子です。義理を立てるか親子の情けか…。悩みぬいた湛増は、赤白7羽の鶏を戦わせ神託を仰ぎました。白が勝ち軍配は源氏に挙がりました。
失意の維盛は、杉谷山の頂きで護摩を焚き祈りました。「平家に希望があるならば煙は高く昇り給う」煙は、谷底深く落ち行きました。
覚悟を決めた維盛は、那智の滝壺へ身を投げました。衛門嘉門もすぐさま後を追いました。
あわれお万の運命やいかに…。今に残る赤壺白壺、護摩壇山にその悲しみが残されています。
見初め見染めて恋小袖 愛しいお方の為ならば たとえ火の中水の中